【絶品輪業通信 No.111】

どうもです。
今日の絶品輪業のピットはMOTO GUZZI 専門店のようであります。写真には写っていませんが、もう1台あります。
MOTO GUZZIといえば縦置き90°Vツインエンジン。
1965年、Societa Esercizio Industrie Moto Meccaniche(SEIMM)時代に誕生してます。設計ジュリオ・チェーザレ・カルカーノ氏はその前にレース用500ccV8エンジンとかも設計し、同時にボートの設計でも名を馳せた人だそうです。(写真真中の人)
ピットに入っている2台は1973年に同社を買収したデ・トマゾ時代に発売されたものです。プッシュロッドを使って2バルブを駆動。シャフトドライブ。このままシリンダーがさらに倒れたらBMWのフラットツインになる感じですね。スロットルをあけるとトルクリアクションで左に倒れ込もうとする感じが機械というより生き物のようで楽しいです。
余談ですが、縦置きVツインでシャフトドライブというと、日本にもありましたよね、そうGL400/500に搭載されています。それも水冷。シリンダーを22°拗らせてニーグリップにじゃまにならないキャブの配置で吸排気が効率の良い一直線になるようにしたところに、ホンダのヘンタイさを感じますよね。
写真はねじれ縦置きVツイン最大排気量のウイングインターステーツ。
いつものようにとりとめのない話ですが…
それでは、また。
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