【ほぼ日刊 絶品輪業通信 No.9】
みなさま、休日の午後、いかがお過ごしでしょうか。
ツーリングとか行きたいですね(遠い目)。
それはさておき。絶品輪業の在庫の中でもとびっきり珍しい車両をご紹介。
イタリア ベネリの 750 Sei Sei=イタリア語で “6”
空冷直列6気筒エンジン。最初が73年モデルだから、実はホンダのCBX(1000)より先なんです。
絶品輪業では以前、900 Seiと750 Sei の2台を在庫していたことがありまして、その2台はお客さまのもとに旅立ちました(ありがとうございます)。2台販売しただけでもかなりレアケースなのに、また入庫しました。類は友を呼ぶのでしょうか(笑)
747ccSOHC6気筒エンジンは見る人が見れば分かる通り、CB500FOUR系にそっくりで、そのまま2気筒追加しただけのような見た目です。ただし、6気筒並ぶと横幅が増えるので、CB500FOUR系ではエンジンサイドにある発電機がクランクケースの背面になっています。
ボア・ストロークは56.0×50.6mm。そうCB500FOURのボア・ストロークと一緒なんですね。スペック上の圧縮比は9.8:1ですからCB500FOURより少し高いです。最高出力は76bhp(57kW)/9000rpm。この時代としてはなかなかです。同じころのカワサキ750RSより最高出力は勝ってます。
空冷フィンが四角いのがまたいいかんじ。
マフラーフランジはマグネシウム合金(たぶん、きっと)。
キャブレターはデロルトのVHB24Dを3連装。
ホイールは前後18インチで、前19、後ろ18インチだったCB750やZ2とは異なります。当時のインプレを読むと、ハンドリングはとても良いと書かれていました。6本出しマフラー!!
アルミリムはH型です。
ブレーキはイタリアの定番ブレンボ製でフォークはマルゾッキ製。
中の人の独断と偏見による萌えポイントその1は、初期型RZ50と似ている箱型のメーター(分かる人にはわかる…)。
萌えポイントその2は、華奢でおしゃれ?な可倒式ペグ(可倒幅は小さい)。
もちろん実動で販売をしております。写真を見てだんだん興味が湧いてきた人は是非お店へおこしください。間近で観察してください。
在庫車両情報
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