【ほぼ日刊 絶品輪業通信 No.8】
みなさま、おはようございます、こんにちは、こんばんは。
本日はお客さまにお買い上げ頂いた Z1B の納車整備の様子をご紹介します。
シリンダーヘッドとシリンダーの間から少しオイルにじみがありありました。滴るくらいではないのですが、広めの範囲からにじんでいました。ガスケットを交換すべく、シリンダーヘッドを取り外して、ついでに点検のためにシリンダーも1度取り外しました。
当然ながら、この整備に 別料金はいただいておりません。ちゃんとした状態にしてからお客さまにお渡しします。もちろん何分古いバイクですから、点検をして、部品を交換して、試走してとチェックしても、お客さまのところですぐに不具合が出る、ということも稀にありまして、そういうときもきっちり対応いたします。
これは絶品輪業中の人の勝手な考えなんですが、新品部品に交換したら完調になる───なんてことはないんです。ここで紹介している整備の話から離れますが、ワイヤー系の調整、キャブレター、舵取りのスムーズさといった全体が問題なく機能して、お客さまが乗っていて「楽しいなぁ」と思うバイクに仕上げるには “調整”が必要なんです。アッセンブリーで新品部品に交換するだけではダメなんですね。
長い自画自賛&我田引水の文章になりますが、ようするに、安心して購入していただきたいということをお伝えしたかったのです。
こうやって書いたことでフラグが立って… なにかトラブルがあるとイヤだなぁ…。そうならないよう、敏腕メカニックさんたちが日夜頑張っております。
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