ノンレストアでオリジナルを保った右足チェンジ、ツインキャブのW1S(車検残)
年式 | 1968年 |
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車検 | 令和7年4月 |
色 | ブルー/クローム |
走行距離 | 50,786km |
排気量 | 650cc |
修復歴 | なし |
タイプ | ヨーロピアンスポーツ |
整備・仕様
メーカー保証 | 逆輸入車 | ノーマル車 | ワンオーナー車 | 通販可能車 |
社外メーター | 社外マフラー | オーディオ | セル付 | ナビ |
ABS | セキュリティ | フルカスタム | 改公認 | メーカー認定 |
キャブレター車 | FI車 | 2ストローク | 4ストローク | HID |
ETC | MT車 | AT車 | ボアアップ車 | 品質評価書 |
この車両について
初年度登録は1970年(昭和45年)、同年に当店のお客様が販売店展示車を購入された個体です。各部には時間の経過による退色や酸化、ヤレなどがありますが、放置されることなくナンバーを切らさず絶えず乗られ愛されてきた車両として、走ることに問題はない状態です。タンクやシートは交換されておらず、本物のヴィンテージらしいたたずまい。さらに始動した時の周りの空気を震わせるバーチカルツインの音はたまりません。腰上のオーバーホール済みで、当店にてキャブレターの調整、電気系の修理をほどこしています。車検証の類別区分、型式指定番号が枠内にある素性の良い車両です。車検は令和7年4月まで。
この機種について
目黒製作所が英国車を手本にして制作したOHVバーチカルツイン497ccのメグロ Kをルーツに持つ。1964年に目黒製作所と提携関係にあった川崎航空機工業(現在の川崎重工)が吸収。メグロ K2ベースにカワサキによりボアを8mm広げた試作車X650を発表し、それを下敷きに手直しをほどこし1966年に販売されたのが624ccの650 W1でした。そのW1をフロント18インチから19インチに変更、エンジンも小改良、シングルからツインキャブに変更してパワーを向上させたのがこのW1S(スペシャル)です。特記事項として、英国車を手本にしたメグロから受け継いだままで、左足リアブレーキ、右足チェンジと現代とは逆になっています。クランクケースとは別体となったトランスミッションは4段(右足チェンジ)。最高出力53PS/7,000rpm、最大トルク5.7kg-m/5,500rpm。燃料タンク容量15L。