【絶品輪業通信 No.126】
過去に、eBayでポーランドからリトラカタナ(GSX750S3/S4)用のヘッドカバーガスケットを買ったよって話しを書きました。ヘッドカバーガスケットの劣化でオイルが結構でていたんです。
お客様と「8月終わりの継続車検のタイミングで取り替えよう」と話していましたので、その作業を行いました。ヘッドカバーのボルト部分にもラバーのグロメットが使われており、それも新品に。これですっきりオイル漏れ、にじみがストップ。なんとも気持ちいい。
お客様が過去に車両を倒した際、左側にあるジェネレーターカバーに穴が空いてしまった部分を以前溶接で修理していました。それでも時間が経つとじんわりオイルが出てきていたので、それも修理完了。これでオイル漏れなし、スッキリ!
駄菓子、駄菓子菓子、それとは別にアイドリングが高くなったり戻ったりで安定しない現象が。お客様にうかがうと、「そうなっていた」ということ。当店で買われた車両ではなく、修理として持ち込まれたのが御縁の始まりでして、整備の経歴とかわかりません。キャブレターは購入されたときから現在も装着されているヨシムラミクニTMR-MJNだったとのこと。
これがアヤシイと工場長。調整では解決しませんでした。それで疑ったのがスロットルバルブのところのVシール。基本非分解だけど、過去にも経験があるので分解しました。ここの部品はうちのような一介のバイク屋さんでは新品部品が手に入りません。
正常に働くようにVシールとそこに使われているリングの汚れを落としキレイに。スロットルバルブのシールと保持を担っているもので、ここが汚れていたりするだけでも、アイドリングが安定しないことがあるんです。(リングも磨いてピカピカに)
同調も確認してバッチリっす!
完成してから絶品輪業 中の人も試乗しました。セッティングは決まって、低回転域からスムーズにトルクがでます。レスポンスも( ・∀・)イイ!!
というか、マフラーとキャブだけでこのエンジンはこんなにパワフルになるんだとちょっと驚きでした。体感的に100PSくらい出ていそうな感じです。ちょっと欲しくなったりなんかして笑
それでは、また。
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