「レトロもいいけど、本物はやっぱりいいよ」の巻

【絶品輪業通信 No.104】

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中の人

どうもです。

9年にゼファー400が発売されてから、レトロブームというか、鉄の馬だったひと昔のオーセンティックなバイクブームがやってきまして、スペック至上主義だった80年代トレンドからがらりとユーザーマインドが変化しましたよね。それでゼファー750/1100や、CB1000SF(BIG-1)、XJR1200、イナズマ1200(この頃はまだGSX1100Sカタナの新車がラインナップにありました)、それから時が経ち、今またレトロ車ブームです。

火付け役はやっぱりカワサキ。Z900RSがヒットしたことから盛り上がってきました。

カラーリングと外装の要素だけでこれっぽっちも空冷Zとは似ても似つかないんですが、絶品輪業 中の人としては、これはこれでいいんじゃないかと肯定しています。昔風の雰囲気で乗れるだけでも楽しいですもんね。カワサキも意図的にハンドリングやポジションを現代的にせず、17インチなのにキビキビ旋回しないんですよね、

ヤマハは空冷4気筒のレジェンド車がないから(XS1100があるじゃないか、ってツッコミは無しでw)、人気だったレーサーレプリカ時代を懐古させる手法です。

XSR900GP

個人的にはこれがすごく好きです(マルボロじゃなくダークカラーの方)。前後のサスペンションはフルアジャスタブルで、好きなセットができるし、3気筒エンジンも含めて走りがとってもいい。レーサーレプリカ時代みたいな走りもできますw 気に入らないのはバーエンドミラーだけです。

スズキはやっぱりKATANAです。

レトロじゃなく未来的カタナデフォルメな感じでこれはこれでいいと思います。もうちょっとサスペンションにお金をかけて、といいましょうか、セッティングといいましょうか、個人的に足廻りをもうちょっとよくしたいところです。普通に走るなら十分ですが。

ホンダは~ CB1300SFや空冷CB1100シリーズがありましたが、いまいちビッグウェーブに乗り切れない。もう1歩足りないところでしたが、今年春のモーターサイクルショーで「CB1000Fコンセプト」を発表しましたね。もうここまで作り上げているなら間違いなく発売されるでしょう。ベースはCB1000Rですね。

実は2020年に1度「CB-Fコンセプト」としてお目見えしているんです。

見比べるとCF-Fっぽいのは最初に出たコンセプトの方ですね。ただ、Z900RSが売れているのを横目にみながら今回のCB1000Fコンセプトまで5年以上かかっているんです。商売としてはちょっと対応が遅すぎですよね。

それでも赤いFBカラーが出たら、バリ伝世代のおっさん達の心をざわつかせると思いますw スペンサーカラーより熱いかと。

長々とレトロブームがやってきて続々バイクが発売されている話を書きましたが、ここで何を言わんとするかというと、

ホンモノはもっとかっこいいよ

っていうことです。まったくさりげなくない我田引水であります。

うちにはZもカタナもありますからね~。KR-1もあるよ(忘れてた)。ホンモノは当然ですが、ホンモノですから雰囲気からして違いますから。ご来店お待ちしております!

絶品輪業 中の人

人気のビンテージバイクだけでなくマニアなものまで強くこだわり、販売をしているビンテージバイクディーラー「絶品輪業」の中の人です。

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