Z1B納車の旅

【ほぼ日刊 絶品輪業通信 No.38】

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中の人

いつもなら月曜日は売却済み車両シリーズですが、今回はちょっと違う話題を。

お題はこれ

どうもスタンリー・絶品輪業中の人です。
絶品輪業で購入していただいたA様Z1Bの納車整備が完了しましたので、HAL 9000(実はキャラバン)に載せて日曜日にお届けに向かいました。

場所は愛知県の某市で、絶品輪業からは片道370kmほど。朝10時にお約束しておりましたので、余裕をみて朝4時に出発。絶品輪業より東名高速東京インターに近い中の人の家から出るために前日はこれで帰宅。あたりが真っ暗なうちにコソコソと旅のはじまり。

大事なバイクですし、ぜひ自分で持っていきたかったんです。もちろんいろんな事情や遠すぎて駄目なときは配送業者さんに頼むこともありますが、可能なかぎり努力します。

前日入りしてホテルの駐車場に停めて、なんて盗難やイタズラが怖いし、比較的治安の良い都内住宅地にある中の人の近所でも時間貸駐車場に停めておきたくなかったので、じぶんちの狭い駐車場に入るかどうかも考慮しました。

実は絶品輪業中の人、実家が九州でして、毎年夏は子どもとドライブしながら、途中遊びながらクルマで帰省するんです。基本何時間も運転するのが好きなタイプ。

最初の休憩地NEOPASA静岡(ここまでノンストップ)トイレ行って、コーヒーとお菓子買ってすぐに出発。

順調に進んで、時間調整もあってNEOPASA岡崎で次の休憩。このでっかいガソリンエンジンのキャラバンは燃費が悪い…。リッター10キロいかない。事故したり、されたりしたら大変なので、気を付けて、慎重に運転。

しかし、この建物、このタチバナレーシングのマークみたいなのはなんだろう( ・ω・)?

ググってみると愛知県の県鳥に指定されている「コノハズク」だそうです。わからん、実にわからん。

ここで運転席に座ったまま仮眠して、お約束した時間30分前に現地に着くよう調整。中の人は、片付けられないO型で すが、遅刻するのがすごく嫌なので、かならず早め早めに行動するタイプです。

後ろに積んだZ1Bのタイダウンがゆるんでグラグラになっていないか、ミラーで度々確認しつつ。

降ろすときに落っことすことなく、無事A様へ引き渡すことができました。(A様の許可を得て写真を掲載してます)これで、ひと安心。とても気に入ってくださりうれしかったです。来たかいがあるってもんです(^o^)

このZ1Bは在庫されていた状態ではなく、購入が決まってから電装系やエンジン腰上など谷川工場長がすべてにおいて手塩にかけた車両。

仕上がりの美しさだけでなく、絶品輪業中の人も試乗させてもらいましたが、素晴らしい出来栄えです。アイドリング、音、吹け上がり、クラッチの切れなどエンジンの状態はかなり良いです。車体もステムの動きなど操作系もばっちり。何よりブレーキが絶品です。絶品輪業だけに笑 ノーマルシングルディスクでかなりききます。それも制動コントロールしやすい。個人的にダブルディスクいらないほどです。

中の人はいろんなZ1、Z1A、Z1B、KZ900、KZ1000と乗らせてもらった経験がありまして、どうしても50年以上経った車両なので、個体差が大きいんです。手前味噌ですがそんな中でもトップクラスの仕上がりだと思いました。

オーナーA様がうらやましいです。
クリスマスに間に合いました。

帰りはZ1Bを積んでいないので、リラックスしつつ、気分良くノンストップで絶品輪業まで走りました。富士山がキレイだった~

 
絶品輪業で販売している状態は軽い整備が終わったくらいで、仕入れた状態の車両が多いんです。お客様に納車となって、全部チェックして悪そうなところを交換したり対策、整備をやって仕上げます。他のお店で買われるより、「ちょっと高いな」と思われるかもしれませんが、仕上がりには自信があります。

もちろん古いバイクは何があるかわかりませんので、お客様には

これで終わりではなく、これからスタートなんです

とお伝えしております。私が言うとエラソーですね……。

絶品輪業 中の人

人気のビンテージバイクだけでなくマニアなものまで強くこだわり、販売をしているビンテージバイクディーラー「絶品輪業」の中の人です。

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